はじめてのふぐ

生まれて初めてふぐを食べた。刺身と唐揚げと鍋。贅沢のパレード。

 

既に退職されたOBのおじいちゃんはちょくちょく食事会を開いてくれる。呼ばれるのは私と、私の先輩社員と、先輩の同期さん。おじいちゃん(呼び方はこれで統一する)が退職してから始まったこの会も、今日の新年会で3回目くらいになるはずだ。

おじいちゃんには仕事で非常にお世話になった。部署は違うし職場も別の建物だったけれど、仕事上のやりとりが頻繁にあった。かなり可愛がってもらったと思う。山梨旅行のお土産と言ってシャインマスカットをどっさりもらったときはびっくりした。私の名前はおじいちゃんのお孫さんと同じらしく、そのせいもあるかもしれない。常に私に面と向かって「あんたは頑張ってる」と言ってくれるおじいちゃんは、私にとって心の休憩場所みたいな存在だった。

 

40年以上ものあいだ弊社に勤めたおじいちゃんは、会社への愛が半端なく強い。お酒に酔うと「こんなにいい会社はない」と熱く語るおじいちゃんに、「実は転職を考えている」とは言えない。おそらく実際に動き始めるのは来年以降になるだろうし、その頃には心変わりしている可能性もある。それでも、「定年、いや70までうちで働いて、偉くなるんだぞ」と背中を叩いてくれるおじいちゃんに対して、ちょっとだけ心が痛い。万が一辞める意志を伝えたら、職場の人より彼の方がショックを受けそうだ。

 

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そんなことを考えながら食べたふぐ刺し。思ったよりさっぱりしていて、 歯ごたえがよくておいしかった。

転職したいなーーと思うのは、東京で働いてみたいなーーという単純で今更すぎる欲求のせい。

ハッピーバースデー

27歳になった。

 

誕生日前日はディズニーランドに連れていってもらった。

初めてバースデーシールをもらったんだけど、1枚目はバッグのおもてに貼っていたらいつのまにか剥がれてなくなっていた。かなりショック。仕方なく2枚目をもらい今度はレザーのパスケースに貼ってバッグにぶらさげていた。ら、キャストさんに私の被っていたミッキーのキャップに貼ることをすすめられた。なるほどと思いパスケースからシールを剥がそうとするとなかなか難しくて、優しいキャストさんがまたシールを書いてくれた。結果、この日にもらったバースデーシールは合計3枚。誕生日だからといって贅沢しすぎでは?

 

久しぶりのディズニーはもちろんものすごく楽しかったんだけど、何より嬉しかったのはたくさんの「ハッピーバースデー」の言葉。バースデーシールの効果は絶大で、バッグやパスケースに貼っていたときも、キャップに貼っていたときも、キャストさんが目敏く見つけて声をかけてくれる。ショップやレストランのレシートにも「ハッピーバースデー」の文字があった。最後にお土産を買ったショップで、レジの男性キャストが「お祝いの気持ちは非課税なんです!」と話してくれたのがおもしろかった。

今までの人生、あんなにたくさんの「おめでとう」をもらったことがあっただろうか。あの日あの場限りの出会いでしかないけれど、それでも満開の笑顔でお祝いの言葉を向けられるのは嬉しくて、むずがゆい。まさに魔法にかけられたような気持ちで誕生日前日を満喫した。

 

初めて行ったスティッチ・エンカウンターで、幸運にもスティッチとお話ができた。バースデーシールのおかげなのか、たまたま座席が良かったのか。スティッチは私に新たな惑星をプレゼントしようとしてくれたけど、うっかりミスによりその星を撃墜。この思い出は最高の誕生日プレゼントになったと思う。

スティッチのあまりの可愛さにやられた私は、自分用のお土産としてスティッチが刺繍された今治タオルを買った。実は映画自体まだ見たことがないんだけど、近々レンタルするつもり。

 

27歳の抱負とかそういうのはないんかいという感じだが、今はディズニーの思い出で胸がいっぱい。人はこうして沼に堕ちていくんだなあ。

 

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夢と魔法の国マジックで買った、浮かれピンクのファンキャップ。ハッピー尽くし!

こころとからだの休憩

今年の年末年始休暇は9日間だった。二日酔いからスタートしたときは「まただらだらするだけで終わっちゃうのかな〜」と一人でがっかりしていたけれど、振り返れば(私にしては)かなり充実した休みだったと思う。

 

晦日と元旦は母と過ごした。なんとなく私の中で「お正月はお母さんと!」というルールがある。マザコンと言われたら否定できないかもしれない。母もこれを聞いたら引くかも。

1月2日は一緒に初売りに出かけ、前から行ってみたかったお店でランチをし、ボーナスでバッグを買ってあげた。喜んでくれてこちらも嬉しくなる。大人になるにつれ、母の苦労が少しずつわかるようになった。今も窮屈な思いをしているように見える。今年は母と過ごす時間をもう少し増やしたいと思った。

 

こうやって一日ずつ振り返ってみようと思ったけど、間延びしそうだからやめよう……。

とりあえずこの休みは、友人といろいろ話ができたこと、満足いく買い物ができたこと、たくさん運転したこと、その他諸々の要素によりとてもハッピーだったといえる。忙しくもあったけど、睡眠もたっぷりとれたし、ゆっくりケーキを食べる時間もあった。今年はもう2個もケーキを食べている。贅沢してるなあ。気持ちの安定が表に出ているのか、肌の調子もいい気がする。

あと、今まで全然興味のなかったプロ野球が少し気になってきた。お正月特番に出演していた福岡ソフトバンクホークスの柳田選手にやられた。顔がめちゃくちゃ好き……。

 

2018年は年明け早々に高熱を出して仕事始めを休んでしまったけれど、今年は大丈夫そう。

明日から仕事。うわーーーやだーーーー!

2019やりたいこと

三が日最終日の夜、近所の神社へ初詣に行った。おみくじは「吉」。なんだかいい感じのことがたくさん書いてあったので財布にしまっておく。

 

今週のお題「2019年の抱負」

抱負というか、「やりたいこと」「興味があること」「目標」をごっちゃにして並べてみただけ。とりあえずこんな感じ!

 

・本を読む

先月、AmazonサイバーマンデーセールでKindle Paperwhiteを買ったので活用したい。1年で○冊〜といった具体的な目標を立てるつもりはないので、好きなものをマイペースに読んでいこうと思う。ブログに読書記録も残したいな。

 

・乾燥肌対策

顔も身体も、全身のうるおいが欠乏していると最近ひしひしと感じている。まずはお風呂上がりにクリームを塗るのをちゃんと習慣付けたい……めざせもっちり肌!

 

・手と指先のケア

手がきれいな人って、男女問わず心惹かれます。グラスを持ったり、スマホをいじったり、どんな所作でもうつくしく見える。

一つ前の内容とかぶるけど、私は手の乾燥が特にひどいので今年はちゃんとケアしたい。ささくれとかすぐできちゃうんだよなあ。不器用だから爪はあまり塗らないんだけど、お気に入りのポリッシュを見つけられればネイルケアのモチベーションも上がるかもしれない。

 

TOEIC Listening & Reading 900点

・資格の勉強を始める

この二つは今後の私のキャリアのために。

TOEICという試験そのものは個人的にはあまり重要視してないんだけど、英語の勉強を進める上で手っ取り早い指標になるかなと。現在ベストスコアが870点なので不可能な数字ではない。Speaking & Writingもいずれはちゃんと受けたい。

資格試験については以前から興味を持っているものがあるんだけど、はたして本当に必要なのか、そもそもどんな資格なのかがよくわかってません。とりあえず書店で参考書立ち読み……?

 

・ゴルフ

会社の人に誘われて、1年半くらい前から打ちっぱなしに行くようになった。クラブも買ってラウンドデビューもしたんだけど、以降はコースも練習もなかなか行けてない現実……。へたくそだけど楽しいし、スコアが悪かったから腐っているわけではない、つもり。今年はもっと練習して自信持ってコースに出れるようになりたいな。

 

・パーソナルカラー診断を受ける

服や化粧品を買うときの参考にするため。自己診断ではイエベ秋。(言ってみたかった)

 

 

以下、思いつくままに追加予定。

 

・筋トレを始める(特におしり)

・ブラデリスで下着を買う

・自分の運転で高速に乗る

・九州旅行

・まつエク

・オーブンを使った料理

フェルメール展に行く(上野は2月まで)

豊洲のチームラボに行く(お台場は行った)

・仕事用の疲れないパンプスを買う

・なにかしらのライブまたはコンサートに行く

・フェスでも可

・プライベート用の腕時計を買う

・貯金する

・母と旅行

・母と観劇

 

まだまだ増やすぞ!

仕事納め

昨日は仕事納め。

なんとか今年中の仕事は終わらせて、デスク周りの掃除もできた。業者さんへのメールは送れなかったけど、向こうも見る暇はなかったろうからよしとする。

今年は初めてする仕事が多くて、(私にしては)けっこう大変な一年だった。前任の先輩はものすごく丁寧に引継ぎをしてくれたけど、未だによくわかってない部分や不要なミスが多い。いまのところは先輩によるダブルチェックがあるからなんとかなっているけれど、それがなくなったらどうなってしまうんだろう。私は平気で足し算を間違えたりするので非常に不安だ。

年が明けたら、年度末に向けて仕事のボリュームがどっと増える。残業も増えるんだろうな。年末年始休暇は9日間あるから、来年に向けてじっくり充電しよう。

 

仕事の後は他部署の飲み会に混ぜてもらった。私の部署はわりとドライな感じで、定時後の納会も30分程度、あとは各々解散(ほとんどがまっすぐ帰宅)となる。私もいったん家に帰ったが、仲のいい先輩が声をかけてくれたので再度外出した。

「最近元気ないよね〜」と言われて、「そうですかね〜」と答えながらもぎくっとする。図星というか、そんなに表情に出やすい人間なんだろうか、私。昨年と比べると愛想がなくなったのは事実だろう。入社1、2年目くらいまでは、とりあえずにこにこしてればどうにか乗り切れていることが多かったから。今年で4年目だけど、笑って済ませられるような場面も減ったし、なにより笑顔をキープするのがけっこうしんどくなってしまった。無愛想で、わりと辛辣なメール(と言われた)を送る今の私が素なのであって、一昨年くらいまでのフレッシュ感満載な私が虚構だったのだ。誤解してもらっちゃ困る。

あと、朝の挨拶の声がかすっかすらしい。めちゃくちゃテンションが低いと言われた。一人暮らしだから、退社〜翌朝出社までいっさい他人と話すことがないこともザラなのだ。話してもスーパーのレジでの「ありがとうございます」くらいとか。声もかすっかすになる。でも朝の挨拶がまともにできない人間だと思われるのも嫌なので、そこは気をつけようと思った。毎朝発声練習がわりに1曲歌いでもしてから出社しようかな。

飲み会は楽しかったけど、私の知らないところでトラブルが勃発していた。詳しく書くのも憚られるので省略する。

 

新卒で今の会社に入って4年、仕事納めの日は毎回何かしらの思い出ができている。いいこともあるし、後悔していることもある。今年は「来てよかったなーー」と「あーーなんでこんなことに……」という感情が半々くらいで同居していた。最終的には「まあいっか」で終わったからまあ、いっか。

 

明日は母が私のアパートに来る。母は私の住んでいる街をけっこう気に入っていて、片道1時間以上かけて遊びに来る。私の部屋に一泊し、31日に二人で地元に帰る予定だ。

二日酔いのせいで今日はまる一日寝て過ごしてしまった。明日は早起きして、母を迎える準備をしなければならない。だからのんびり8時だJを見ている場合ではないのだ……タッキーきれいな顔してるなあ。

リセット

ⅰ(アイ)です。

 

タイトルのとおり、ブログをリセットした。

過去の記事(といっても数えるほどしかなかった)は全て削除。すっきりしたような情けないような。

 

私はものごとを継続するのが本当に苦手だ。勉強も習い事も意気揚々と始めたはいいものの、三日坊主どころか二日すら続かないことが多々ある。

原因は明白で、私がかっこつけだから。妙に完璧主義で、ある程度の出来栄えであるという自信がないとアウトプットができない。誰かに評価されているのではないと分かっているのにもかかわらず、どうしても(実在しているのかすら不明な)他人の目が気になってしまう。

ブログに関してもこれが問題で、「構成をちゃんと考えよう」とか「○○文字くらいは書かなきゃ」とか余計な心配事が先行して、なかなか筆をとるまでに至らず。うーんうーんと唸っている間に、アカウント取得からけっこうな日が経っていた。

  

もうこのブログはインターネットの海に放流して、なかったことにしちゃおっかなーとも考えていたのだけれど、再開したのには理由がある。

 

2018年12月現在、私は26歳と11ヶ月を迎えている。Wikipediaによると、「アラサー」は27歳からをいうらしい。(他にも説はありそうですが、ここはWikipedia先生に倣います)

先日、会社で冬季賞与に関して上司との面談があり、これをきっかけになんだかいろいろと考えることが増えた。仕事はもちろん、結婚とか、将来とか。今は一人暮らしを満喫しながら好き勝手に生きているけれど、ときどき「これでいいの?」と自問することがある。テレビドラマ、小説、インターネット上のコラム等々、あらゆるメディアで語り尽くされている「アラサー」女性のストーリーを、今までの私はどこか他人事のように見ていた。「いつか自分もあのドラマの主人公みたいに悩むときがくるのだろうか。いや、こなさそう(自信なさげ)」と思っていたのに、今の私はふとしたときにとりとめもないことについて思い悩んで、枕を涙でぬらしたりしている。私くらいの年代の女性にとって、この現象はそうめずらしいことではないと思う。人によって感情の振幅は違うだろうけれど、この年頃が自分の人生設計に悩むのはきっと普通のことだ。

それでも、私は今の自分が、今まで思っていた自分とは違う生き物のような気がして、正直戸惑いが隠せない。

 

感情を吐露する場所がほしいと思った。と同時に放置していたブログに思い至って、とりあえず思いつくままに文章を作っている。真っ白い画面が私の思考で埋まるのは少し不気味だけど、それに応じて自分の頭の中から濁りが消えていくようですっきりもする。私が求めていたのは自分の考えを自由に羅列できる場所で、はてなブログは適当なツールじゃないだろうか。(オフラインの日記でやれという声は聞こえません)

 

なんだか暗い文章になってしまった。もともとわりとネガティブなのもあって、もやもやと考えながらタイピングしていると文章も後ろ向きになっちゃうのかな。

前回ブログを始めたときはいろいろと意気込みみたいなものもあったけど、今回はそれもリセットして、なんとなく思うことをだらだら書いていきたいと思う。中身がなくてもいいし、更新がまばらになってもいい。それくらいのゆるさがないと私はすぐに(自分からの)プレッシャーに圧し負けてしまうだろう。

 

そんな感じで26歳のクリスマスが終わるのであった。(締め方がわからない)

2018年も残り一週間、がんばりましょう。