ハッピーバースデー

27歳になった。

 

誕生日前日はディズニーランドに連れていってもらった。

初めてバースデーシールをもらったんだけど、1枚目はバッグのおもてに貼っていたらいつのまにか剥がれてなくなっていた。かなりショック。仕方なく2枚目をもらい今度はレザーのパスケースに貼ってバッグにぶらさげていた。ら、キャストさんに私の被っていたミッキーのキャップに貼ることをすすめられた。なるほどと思いパスケースからシールを剥がそうとするとなかなか難しくて、優しいキャストさんがまたシールを書いてくれた。結果、この日にもらったバースデーシールは合計3枚。誕生日だからといって贅沢しすぎでは?

 

久しぶりのディズニーはもちろんものすごく楽しかったんだけど、何より嬉しかったのはたくさんの「ハッピーバースデー」の言葉。バースデーシールの効果は絶大で、バッグやパスケースに貼っていたときも、キャップに貼っていたときも、キャストさんが目敏く見つけて声をかけてくれる。ショップやレストランのレシートにも「ハッピーバースデー」の文字があった。最後にお土産を買ったショップで、レジの男性キャストが「お祝いの気持ちは非課税なんです!」と話してくれたのがおもしろかった。

今までの人生、あんなにたくさんの「おめでとう」をもらったことがあっただろうか。あの日あの場限りの出会いでしかないけれど、それでも満開の笑顔でお祝いの言葉を向けられるのは嬉しくて、むずがゆい。まさに魔法にかけられたような気持ちで誕生日前日を満喫した。

 

初めて行ったスティッチ・エンカウンターで、幸運にもスティッチとお話ができた。バースデーシールのおかげなのか、たまたま座席が良かったのか。スティッチは私に新たな惑星をプレゼントしようとしてくれたけど、うっかりミスによりその星を撃墜。この思い出は最高の誕生日プレゼントになったと思う。

スティッチのあまりの可愛さにやられた私は、自分用のお土産としてスティッチが刺繍された今治タオルを買った。実は映画自体まだ見たことがないんだけど、近々レンタルするつもり。

 

27歳の抱負とかそういうのはないんかいという感じだが、今はディズニーの思い出で胸がいっぱい。人はこうして沼に堕ちていくんだなあ。

 

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夢と魔法の国マジックで買った、浮かれピンクのファンキャップ。ハッピー尽くし!